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フリーライター藤谷千明の日記です

人生からの詫び石日記【前編】(2022.01.10)

昨年、この日記でも胃腸炎の話をしたけれど、アレ、胃腸炎じゃなかったみたい。じゃあなにかというと、胆石でした。石かよ〜〜!

秋からお腹の右上部分がシクシク痛み、しかも定期的に激痛になるものだから、近所の町医者に何度か相談し続けていたら、「胃腸じゃなくて胆石かもね。紹介状書くから、一回エコーとってみる?」といわれ、駅前の中規模病院へ。エコーをとったらはいビンゴ、胆石とのこと。瓢箪から駒、身体から詫び石。胆石確定ガチャ! 

では大きな病院で精密検査を、という話になり、雪の日だったので駅からタクシーもバスにも乗れず、徒歩で2キロくらい先にある総合病院へ(その話をしたら「え、駅からここまで徒歩で…?その状態で…?」医者に軽く引かれた)。

総合病院では採血や採尿、心電図やレントゲン、CTなど、さまざまな検査が矢継ぎ早に繰り出され、「わりとオオゴトになってしまったな……町医者で1時間くらいを想像していたらから、スマホの充電があと5%くらいなんだけど……」などと呑気に構えていたら、「できるだけ早く手術したほうがいい、手術室空いてたら今日でも」と、即日入院を提案される急展開。「あ、すみません。仕事関係の諸連絡をしたいので、まずは充電したいんですけど……」とライトニングケーブルを借りてしまった。すみません。

結果的に手術室が空いてなかったから、当日手術は見送られた。胆嚢炎というものは炎症が起きてからなる早で手術しないと固くなってしまうらしく、そうなってしまうと、1,2ヶ月くらい間をおいてから手術したほうがベターとのこと。へぇ(1へぇ)。つまり、今回の私の腹痛は年始から起きていたけれど、町医者が正月休みだったため、数日経過しているということで、当日手術ができなければ、腫れがひいてから……というパターン。なるほどですね。

とはいえ、抗生剤などで胆嚢の炎症を抑えるために数日の入院は必要らしく、やっぱりその日から入院ということになり、「荷物用意するから、せめて1時間家に戻してくれ」とタクシーで帰宅。社内で「入院 必要なもの」を調べ、「ライブ遠征に必要なもの+パジャマ・タオル」くらいかなと雑な認識で荷物を適当にバカスカ詰め込み再びタクシーで病院へ。万が一なにか足りなかったら病院の売店で買うか、最悪同居人に頼んで持ってきてもらえばいいかなと……。

ちなみに持っていったものは、

■タオル(日数分)

毎日お風呂に入れるわけでもないと予想して小さいものを持っていった。洗髪は医師の許可は不用、シャワーは医師の許可が必要とのことで、洗髪は2日に1度くらいやっていた。身体を拭くための濡れタオルは病院から毎日提供された。

■日用品

・歯ブラシ類普通に使ってるものをガサっと。

・ボディーソープ普段から全身用ミノンを使っているので、面倒なのでそれをポンプのまま持っていった。

・保湿クリーム類普段使っているものと、遠征用に持っていた化粧水などを適当に。

■薬

普段処方されているもの。病院に全部預けて必要なときにもらって飲むスタイル。

■コンセント付きモバイルバッテリー

ネット検索すると、電源タップをおすすめするサイトは多かったけれど、スマホはこれで充電できるし、PCの充電もめったにするものではないから必要ないと判断。数日間の入院の場合、ポケットWi-Fiを持ち込む人も多いそうですが、povoの24時間データ使い放題サービス(220円)を2回ほど利用しました。もともとpovo1.0なので20G使えるから、よっぽど使いまくらない限りギガ不足になることはないのだけれど。

■本

とりあえず3冊くらい持っていった。読んだ本もあるし置いてる本もある。どちらかというとスマホでマンガをずっと読んでいた。

■割り箸

持っていったけれど、よく考えたらほぼ絶食状態での入院だったので、使用せず。

よくネット上でおすすめされている、S字フックやハンガー、箱ティッシュも持っていきませんでした(実際に入院してみてS字フックやハンガーの必要性はあまり感じませんでした。箱ティッシュは小さいティッシュでいいかなと……)。

入院から2日くらい、ずっと食事はとらず点滴のみでした。点滴のおかげでお腹は空かないものの、水分もここから摂ってるようで、トイレに頻繁に行かなきゃならないかったのが面倒だった。で、3日目の昼から流動食のような食事が出てきて、4日目の昼から固形物が出るそう(これを書いているのは4日目の昼食前)。

5日目の採血の結果で退院が判断されるようだけど、多分大丈夫なんじゃないかな〜。

また手術入院時に後編を書くかもしれない。