fjtn_cの日記

フリーライター藤谷千明の日記です

【アーカイブ配信中】トークイベント熊代亨×藤谷千明「よく推し、よく推され、よく生きる」

こちらでの告知ができてなかったのですが、3月22日に、精神科医でブロガーの熊代亨さんとご一緒した「よく推し、よく推され、よく生きる」というトークイベントが、東京・下北沢B&Bにて開催されました。
アーカイブ視聴期間は一ヶ月ありますので、まだ観れます!

https://bbarchive240321a.peatix.com/

 

以前インタビュー記事を載せてくださった「東京バーゲンマニア」にて、レポート記事も掲載されています。

bg-mania.jp

 

最近のTwitterなどのSNSは、ログインしていないと見にくいこともあるので、こっちにもちゃんと情報を流していこうと思います。

【告知】4月27日(土)斧屋さんの『パフェとデートする。 ~ ひとりパフェ活のすすめ ~』刊行記念イベントに出演します【東京・西荻】

 

『パフェとデートする。 ~ ひとりパフェ活のすすめ ~』 刊行記念トーク&サイン会 斧屋×藤谷千明 推しが〈パフェ〉ってどうですか?  2024年4月27日(土)13:00~14:30
  会場参加:2,200円 オンライン配信:1,650円


4月27日(土曜日)、13時から東京・西荻駅近くの 今野書店にて、パフェ評論家の 斧屋さん『パフェとデートする。 ~ ひとりパフェ活のすすめ ~』 (4月26日発売です!)刊行記念トークイベント 「推しが〈パフェ〉ってどうですか?」が開催されます。

 

 

チケットはこちらから購入できます。オンライン配信視聴も可能です。現地・配信ともにアーカイブ動画を視聴可能です。

 

 

日本で唯一のパフェ評論家・斧屋さんの新刊『パフェとデートする。~ ひとりパフェ活のすすめ ~』の発売を記念してイベントを行います。
対談相手は、オタクや推し活に詳しいライターの藤谷千明さん。空前のパフェブーム、そして推し活ブームと言われるいま、「推し=パフェ」という視点から“推し活”、“ソロ活”について熱いトークを展開!

 

パフェも流行っているし、推しも流行っている昨今、推しがパフェでもいいじゃないですか。斧屋さんはパフェが流行る前から推している方ですが!むしろ立役者だと思いますが!

西荻はパフェで有名なお店もありますし、うってつけですね。わたしはパフェに関しては半年〜数ヶ月に一回程度食べるくらいなので(こないだ中目黒のINITIALに行こうとしたら満席でスゴスゴ帰りました。ロイヤルホストのパフェはたまに食べます)、やはり「アメトーーク」の蛍原さんスタイルで挑みたいと思います。なんでも蛍ちゃんって言ってたらいいってモンじゃないぞ。

 

 

『パフェとデートする。 ~ ひとりパフェ活のすすめ ~』
刊行記念トーク&サイン会
斧屋×藤谷千明
推しが〈パフェ〉ってどうですか?

2024年4月27日(土)13:00~14:30


会場参加:2,200円
オンライン配信:1,650円

日本で唯一のパフェ評論家・斧屋さんの新刊『パフェとデートする。~ ひとりパフェ活のすすめ ~』の発売を記念してイベントを行います。
対談相手は、オタクや推し活に詳しいライターの藤谷千明さん。空前のパフェブーム、そして推し活ブームと言われるいま、「推し=パフェ」という視点から“推し活”、“ソロ活”について熱いトークを展開!

アーカイブ視聴について◆

イベント終了後に、配信参加/来店参加の方ともにご視聴いただけるアーカイブ配信(字幕表示機能付き)を予定しております。準備ができ次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内します。
ご案内はイベント終了後1週間前後に差し上げる予定です。

◆サイン会について◆

来店参加のお客様向けに、イベント終了後、斧屋さん、藤谷千明さんのサイン会を開催します。当日は今野書店でも『パフェとデートする。~ ひとりパフェ活のすすめ ~』を始め、斧屋さん及び藤谷千明さんの書籍を販売していますが、他店様でご購入の本をお持ちいただいてもかまいません。ぜひご参加ください。



〈書籍紹介〉

『パフェとデートする。 ~ ひとりパフェ活のすすめ ~』

著:斧屋

2,200円(税込)発行:ホーム社/発売:集英社
2024年4月26日発売
【本の内容】
日本唯一の「パフェ評論家」が、その知識と経験を結集してあなたを魅惑の“パフェ沼”へとガイド。初心者から愛好家まで、ひとりで長く深~く楽しめる、趣味としてのパフェを徹底紹介する1冊。
●パフェの見つけ方
●朝パフェと夜パフェ
●セットリスト(パフェはしご)の組み方
●遠征の事例
●パフェを五感でたのしむアイデア
●パフェと季節感
●パフェと健康
●パフェと日本文化……など、最新のパフェ写真とともにたっぷり解説。さあ、幸せしかないパフェ沼へ――あなたも。
「パフェカレンダー」「パフェ用語集100」「パフェ図録集」など、情報量満載で便利な付録も収録!

〈登壇者プロフィール〉

●斧屋(おのや)
パフェ評論家、ライター。東京大学文学部卒業。パフェの魅力を多くの人に伝えるために、雑誌、配信チャンネル、ラジオ、トークイベント、テレビなどで活動中。パフェの魅力を探究するコミュニティ「パフェ大学」主宰。著書に『パフェ本』『パフェが一番エラい。』がある。

●藤谷千明(ふじたに・ちあき)
1981年生まれ。自衛官、書店員などの職を経てフリーライターに。介護職員初任者研修を取得し、訪問介護にも従事する。単著に『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』『推し問答! あなたにとって「推し活」ってなんですか?』、蟹めんまとの共著に『バンギャルちゃんの老後 オタクのための(こわくない!)老後計画を考えてみた』などがある。

【日時】
2024年4月27日(土)13:00~14:30

【来店参加】
・参加費:2,200円
・定員:35名
・会場:今野書店地下1階
・開演時間の30分前から開場・受付します。
・会場にはエレベーターがありませんので、車椅子やベビーカーでお越しの方は、お手数ですが事前にご連絡の上、ご予約くださいますようお願いします。できる限りご要望に添えるよう対応いたします。

【オンライン配信】

・参加費:1,650円
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします。
・インターネット接続環境下のPC、スマートフォンタブレットからご視聴いただけます。
・Zoomご利用にあたっては、事前にアプリをインストールしてください。インストールや使用は無料です。
・Zoom画面の[字幕を表示] ボタン([cc]ボタン)をクリックで字幕が表示されます。
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください。
・配信映像の録音・録画はご遠慮ください。
・原則として、お申込み後はキャンセルできません。

・原則として、お申込み後はキャンセルできません。当日ご欠席される場合でも、リアルタイム配信をお持ちの端末から視聴することができます。配信でのご視聴に関しましては、上記の【配信参加】をご確認ください。

〈主催・会場〉
今野書店
住所:杉並区西荻北3-1-8

〈お問い合わせ先〉
ご不明な点がございましたら、event(at)konnoshoten.com[※(at)を@に変換してください]までお問い合わせください。

 

https://peatix.com/event/3900115

斧屋さんの『パフェとデートする。 ~ ひとりパフェ活のすすめ ~』
は4月26日(金曜日)発売です。

 

【告知】4月14日(日)イベント「ヴィジュアル系とシューゲイザー」を開催します。【東京・新宿】

4月14日(日曜日)のお昼12時半から、東京・新宿にあるロックカフェLOFTにて、「昭和邦楽研究家」を名乗るライター/ミュージシャンのSHU-TO.さんと、「ヴィジュアル系シューゲイザー」というイベントを行います。

チケットはこちらから予約可能です。

まあ、タイトルまんまのイベントです。

SHU-TO.さんから、シューゲイザーを取り入れてきたヴィジュアル系バンドの楽曲の話をしたい、というご提案をいただき、このたび両ジャンルの関係性について曲を流しながら掘り下げてみましょうということになりました。

ヴィジュアル系シューゲイザーを取り入れた背景、hideやLUNA SEAPlastic Treeなどのアーティストの言葉から紐解く当時の音作りの方向性、そして実際の楽曲を流しながらサウンドを考察していこうという試みです。

シューゲイザーヴィジュアル系双方に造詣が深いSHU-TO.と、ヴィジュアル系が好きなフリーライターの藤谷でお送りします。(※後日ゲストが追加される可能性があります)←なくなりました。わたしは「アメトーーク」における蛍原さんスタイルでがんばる予定です。

お昼からなのでライブ前などに、気軽に来てくださるとうれしいです。

なお、曲を流しちらかす予定ですので、配信はありません。

 

◆出演者プロフィール◆

SHU-TO.

2003年生まれ。「昭和邦楽研究家」を名乗るライター/ミュージシャン。古い音楽やサブカル音楽への豊富な知見を活かし、執筆活動やメディア出演を中心に活動。活動経験をもとに「新約・昭和音楽史」を出版するのを目標としている。

藤谷千明

1981年生まれ、ヴィジュアル系が好きなフリーライター。共著に「すべての道はV系に通ず。」(シンコーミュージック)、「バンギャルちゃんの老後 オタクのための(こわくない!)老後計画を考えてみた」(ホーム社)、TV番組「マツコの知らない世界」(TBS/2020年)ヴィジュアル系回出演など。

◆開催日時◆

4月14日(日)開場12:00開演12:30(15時終了予定)

◆チケット◆

前売2,000円(1Dオーダー制)(当日500円UP)

◆場所◆ ROCK CAFE LOFT is your room

東京都新宿区歌舞伎町1-28-5

西武新宿駅西武新宿線):南口徒歩5分程度

新宿駅都営大江戸線):D5出口徒歩8分程度

新宿駅(JR各線):東口徒歩15分程度

新宿駅東京メトロ丸ノ内線):B13出口徒歩15分程度

新宿駅小田急線):A9出口徒歩15分程度

◆お問い合わせ先◆

・藤谷:913enter@gmail.com

※イベントの質問は上記メールアドレスにお願いします。他の連絡手段ですと、返信できない可能性もあります。

※状況に応じて出演者の変更、キャンセルになる可能性もございます。ご了承ください。
※基本的にお客様都合によるキャンセルはお断りさせて頂きます。ご自分で譲渡頂くようお願い致します。
※ご入場料は現金のみでの対応になります。

 

www.loft-prj.co.jp

■おしごと月報(だいたい2024年1〜3月)

だから、「だいたい」とは?

 

リアルサウンドテック」からLOVOTレンタルした話を、と依頼をうけたのですが、けっこう話があっちゃこっちゃ行く内容になりました。あと最近のウェブサイトは広告多いので、本文中に自分の宣伝するのはどうだろうか?と思って元気よく宣伝も入れました。

realsound.jp

 

週刊プレイボーイ」にて、『夢と生きる バンドマンの社会学』を上梓した野村駿さんにインタビューをしました。WEBでも読めます。

wpb.shueisha.co.jp

同じく「週刊プレイボーイ」にて、『もう一人、誰かを好きになったとき ポリアモリーのリアル』を上梓した荻上チキさんにインタビューをしました。WEBでも読めます。

wpb.shueisha.co.jp

 

2月に対談集『推し問答!』(東京ニュース通信社)が発売されました。

本屋さんではサブカルチャーのコーナーだったり、アイドル雑誌コーナーの横に置かれていることが多いようです。

取材記事やイベントレポート記事や書評記事などがWEBに掲載されているので、紹介します。ありがとうございます。

 

J-Cast「東京バーゲンマニア」にてインタビュー取材を受けました。

bg-mania.jp

東京・下北沢B&Bで行われた熊代亨さんとのイベントレポートも公開されています。

bg-mania.jp

 

ブックファースト新宿にて行われた、ライターの西森路代さんをゲストに迎えたトークイベントのレポートです。

tvbros.jp

毎日新聞」「今週の本棚・話題の本」にて蟹ブックスの花田菜々子さんによる書評です。

蟹ブックスは以前蟹めんまさんとのトークイベントでもお世話になりました。

mainichi.jp

 

 

■おしごと月報(だいたい2023年10月〜12月)

なにが月報や、年明けとるがな! WEBもラジオも全部まとめます。なんか抜けている可能性もあります。

 

中央公論」にて、雨宮まみさんについて語る座談会に参加しました。

ちなみに、わたしがこのサービス(はてな)から離れてない理由のひとつに「雨宮さんがいらしたから」というのもあります。

chuokoron.jp

こちらはWEB記事ですが、完全版は雑誌に掲載されています。

 

TBSラジオ文化系トークラジオLife」に出演しました。こちらはアーカイブになります。

サムネイル全部ねむそうですが、たのしかったです。

www.tbsradio.jp

www.tbsradio.jp

 

『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。第2期』コミカライズ版、連載中です。

comic-boost.com

 

2023年に「TVBROS.WEB」で連載していた『推し問答!』もおかげさまで単行本になりました。

 

それは〈炎上〉ではない。

3月20日、阿佐ヶ谷ロフトAで行われた「宇野維正 × てけしゅん(伏見瞬・照沼健太)音楽情報 カルチャー系ジャーナリストはYouTubeとどう生きていくのか」にいきました。その後、ツイッター上で荒っぽい形で意見表面をしてしまったので、その件についてまとめます。

 

 

このツイートのとおり、わたしはイベント途中(前半終了の休憩時に)で会場を抜けています。その後、会場チケットについていたアーカイブ配信で後半部を視聴しました。聞いているうちに、出演者にクレジットされていない(ツイッター上で飛び入り参加することは匂わされていたようです)、田中宗一郎さんが登場し、春ねむりさんに言及し、その後の宇野さん、伏見さんも含めた態度に疑問を持ちました。ツイートした通り「最低だな」と感じました。

この投稿のあとに、出演者のなかで唯一友人関係にある伏見さんから「最初からツイッターに投稿するのではなく、まず自分に問題点を伝えてほしかった」「投稿するのなら〈わちゃわちゃ〉〈擦る〉〈クソ最低〉といった抽象的な言葉で批判してほしくなかった。問題点は丁寧に説明してほしかった」といった趣旨の連絡がきました。

その話を持ち出したのは、伏見さんではなく田中さんなので、伏見さんを苦情窓口にするのは違うと考えたので、投稿させてもらった旨を伝えました。また、これは結果的に「友人である伏見さんを信用してない」という態度になるので、少し反省していますが、自分の経験上、こういうときにポジション的に〈後輩〉の立場にある人に伝えても、わたしの意見はその通りに届かない。〈目上の人〉はそういった〈後輩〉の意見を受け入れるケースは少ない、あるいはそもそも〈目上の人〉には言わずにそこで止まる可能性もある、言葉を選ばなけらば〈丸め込まれるかもしれない〉という危惧がありました。これは「信用していない」と思われても仕方ないです。

〈わちゃわちゃ〉という言葉に関しては、これでも表現は選んだつもりでした。「ボーイズ・クラブ」「ホモソーシャル」「ハラスメント」など、(わたしの考える)拡散性の強い言葉は避けました。たしかに、〈クソ最低〉は手元が狂った感はあります。これはネットミーム的な表現を使うことに慣れきっている自分の落ち度です。ただ、その後のツイッター上における伏見さんの態度には疑問が残ります。端的にこの投稿は、事実と異なりますので。

 

 

宇野維正 × てけしゅん音楽情報 カルチャー系ジャーナリストはYouTubeとどう生きていくのか - Premier Live


アーカイブ配信を聞き返しました。有料配信の書き起こしは慣習的にNGとされていますが(イベント中に出てきた「因習村」のような慣習ですよね。因習村って表現、わたしは個々の作品の機微を失う言葉だと思うから作品を語る際には使いたくないけど、今回は使いますね)、最低のやりとりは書かせてもらいます。ただ「切り抜き」的な印象操作にも見えてしまうと思いますが。だから、これが正解な情報というわけではありません(アカデミー賞での俳優たちの振る舞いの理由が、映像だけではわたしにはわからないように)

(AM9:12に加筆:「有料配信を書き起こし」という倫理自体を因習というのは言い過ぎという指摘がありました。そうですね、ここは言葉足らずでした。「問題点の指摘のためにであっても」を付け加えておきます。書き起こしは公開しないでほしいと事前に伏見さんから伺っていました。法には触れないけど、お金を払っているお客さんのために公開しないほうがいい情報、たとえば、Perfumeゴールデンボンバーのライブセトリはネタバレになるからツアーが終わるまでSNS上で公開しない…などは「因習」だとはわたしも思いませんし)

 

なお、春ねむりさんと宇野さんのやりとりの経緯は、春ねむりさんご自身がこのように記録しています。

 

田中さんが「宇野さんはここしばらく調子が良くなかった(※これはわたしの意訳です)、じゃないと春ねむりをディスらないよ」といった趣旨の言葉を宇野さんに投げかけました。そこに伏見さんは即座に「懐かしいね」と応答しています。その後、配信のコメント欄でも春さんのお名前が出たようで、それを見て宇野さんは「ネタにしないでほしい、洒落にならないんだから(※これはわたしの意訳です)」とおっしゃり、それを受けて伏見さんは「じゃあ春ねむりとYouTubeやればいいじゃないですか」「俺は春ねむりさんと話せますよ」と続けています。まあ宇野さんと伏見さんでは春ねむりさんとの関係性が全く違うので、この段階で「話せますよ」はあまり意味のない発言だと思いますけど。また、このやりとりのなかで、照沼さんはずっと口をつぐんでいたことを付け加えておきます。

伏見さんは弄るつもりはない、とおっしゃっていましたが、あくまでわたしの受け止め方では伏見さんの「懐かしいね(※わたしの印象的には「懐かしいネェ!」くらいのテンションです)」の時点で弄ってるでしょう、擦ってるでしょう、という印象はぬぐえません。今でも意見は変えられないです。

そして、わたしがSNS上で春ねむりさんに対してこのような「蒸し返し」ともみえる言及の仕方をしてしまったことは、春さんにもストレスを与える結果になりかねないので(わたしが反対の立場だったらストレスを感じると思うので)、そこは申し訳なく思います。ではどういった形が最善だったのかは、まだ思いついてないですが。

 

伏見さんは、春ねむりさんと「話せる」とおっしゃっていましたが、呼びかけにはとくに応答されていないようですし。とはいえ、公開の場でやると意図せぬところでこじれることもあるでしょうし、「今すぐ直接やりとりする」ことだけが最善策ではないとも思います。とはいえ、「こないだの言葉はなんだったんだ」という印象は持ちます。

(AM:923 加筆修正)

伏見さんから、「応答はしています」とご連絡いただいたので、該当ツイートを追加します。

主語がなかったので、これが「春ねむりさんへの応答」と気が付きませんでした。(お客さんやフォロワーにむけているのだと思ってました)そしてやはり「こないだの威勢の良さはなんだったんだ」という印象は持ちました。

 

 

わたしはライターをしていますし、同じ媒体(リアルサウンドとか)で書くこともありますが、宇野さんとは関わりあいはありません。なので完全に外野からの見方になりますが、春ねむりさんとのやり取りに関しては、春ねむりさんに一切、否はないように思います。そういった状況下でわざわざ名前を出すことは、「有料の居酒屋的なトークイベントの空気」をもってしても看過できないと感じました。かつて(2000年代くらいまで)は「ロフトプラスワンでの会話は地上に持ち出すな」という不文律があったと思います。ただ、現在は配信もありますし、そのかぎりではないと思いました。まあ空気が読めてないといわれたらそれはそうですね。水をさしてしまってすみませんでした。

なぜここでわたしがくどいくらいに言及しているかというと、この一連の流れには、イベント中に言及されていた「因習村」のようなふるまいがあるからです。真っ先になかば嘘に見えてしまうほどの言葉を使って、わたしの話を矮小化しにきた、あなたが、あなたたちが。書いていること、言っていること、やっていることに齟齬がある。人間なので矛盾があるのは当然だとは思うけれど、それにしても、です。それで批評とか文学とか言われても、それは批評や文学に失礼だと思います。

 

また、わたしは宇野さんの「炎上」発言をネットミーム化して「弄る」ことも反対の立場です。「いうほど権威ではない」という表現は失礼かもしれませんが、政治家のような公人でもなく、一介の文筆業・おそらくは個人事業主じゃないですか。「音楽・映画ジャーナリズムの世界でちょっと名のしれた方」くらいの人に対して「公で」そこまでやっていいのか? という疑問はずっと持っています。

SNSで「東京の女の子どうした?」的な言葉を何度も繰り返している人も、一人ひとりは軽い気持ちでやっているはずです、ただ、それが一度に来るとダメージは大きいと思います。

宇野さんの振る舞いや発言は批判されてしかるべき部分はたくさんあります。でもそこで茶化しや揶揄に終始してしまうと、どんどん問題点は曖昧になってしまいます。きっと宇野さんは今自分の行いに対して、どの部分が問題にされているのか、わからなくなってるのはでないでしょうか。「また〈炎上〉した」としか受け止められないかもしれません。あくまでわたしの憶測になりますが。

〈炎上〉〈炎上キャラ〉〈炎上商法〉という言葉が覆い隠してしまう現象がある。アイドルの恋人発覚も、ミュージシャンのリベンジポルノも、映画監督の性暴力も、芸人の政治的発言もすべて〈炎上〉になってしまう。個別の問題が有耶無耶になってしまう。SNS上の空気に流されずに、一つひとつの問題を考えるべきです。というか、イベント自体がそういう趣旨の話をしていたようにも思えますが、やっぱり言ってることとやっていることが異なっているように思います。

トークの内容は、「なるほどな」と思える部分はたくさんありました。そこはやはり優秀な編集者や書き手の方々だな、と思います。だからこそ、愚痴っぽいガス抜きのような形ではなく(※個人の感想です)、もっと「仕事」でそれを表現してほしいと思いました。


わたしもそうありたいと思います。がんばります。

 

(AM6:50に照沼さんの投稿に気がついたので、追加します)

 

 

最後に、今回の件で、「直接対話を」という提案は他の方からもいただきました。気を使わせてしまって申し訳ないです。ただ、わたしには「対話を」という言葉に少し忌避感があります。これはわたしの事情なので、わかってくれとは言えないです。

 

そのことはこのツイートに書きました。

 

フリーライター・藤谷千明(42)のプロフィール【2023年夏版】※随時更新

こんにちは藤谷千明です。今年で42歳です。今はフリーランスのライター、略してフリーライターをやっています。ヴィジュアル系バンドとヤンキー漫画とギャル文化が好きです。なので、だいたいそのあたりのことを書くことが多いです。たまにイベントや配信で喋ったりすることもあります。

81年生まれで、工業高校を卒業後自衛隊に入隊。その後、ゲームセンターやビリヤード場のスタッフ、遺跡発掘、雑誌や広告のDTPアルバイトや書店員、スナック勤務などのアルバイトを転々とした結果、2013年あたりからフリーライターになりました。文章を学校で学んだり、出版社で鍛えられた経験はありません。ですので、一応専業10年やってても「そんなこともできないの?(知らないの?)」ということが未だにあります。ライティング技術が高く、なんでも器用にできるタイプの書き手ではないと自覚しているけれど、それなりに向いていることもあるように感じています。と、いうわけで、これまでの仕事の一部を紹介します。参考になれば幸いです。

出した本

「オタク女子が、4人で暮らしてみたら。」(幻冬舎

基本的にオタクなので、オタクの話が得意だと思っています。とはいえ、「推し活ガチ課金!」みたいなテンションではなく、「オタクの暮らし」みたいなぼんやりとしたことを書いています。

2019年から、アラフォーオタク4人で一軒家の賃貸を借りてルームシェアをしています。その様子を一冊にまとめました。同居人を募集した経緯、部屋を探すまで、かかったお金など、わりと具体的に書いております。2020年春(新型コロナウイルスの影響が出た頃)あたりまでの話です。

 

泥川恵先生による、コミカライズ版もあります。

 

バンギャルちゃんの老後」(ホーム社

こちらは、LIFULL介護のオウンドメディア「tayorini」で連載されているバンギャルシリーズに掲載された記事と描き下ろしで構成された、蟹めんまさんとの共著です。

 

音楽評論家の市川哲史さんとの共著です。共著といってもほぼほぼ胸を借りる形で、大変勉強になったというか、お世話になりました。蟹めんまさんの表紙もかわいいです。

 

アーバンギャルドのヒストリー本の構成を担当しています。

連載中のもの

TV Bros.」で連載している「推し問答!」は、「推し」の意味が広がりすぎた昨今、毎回様々なゲストを呼んで人それぞれの「推し(活)」のスタンスやマインドについて話を聞きたいな〜とい思って始めた企画です。タレントの方から学者の方、一般の方まで、さまざまな方をお呼びしています。毎回新しい発見があり、楽しい連載です。

tvbros.jp

 

同じく「TV Bros.」では、「今夜はGAL’S TALK」は、音楽からコスメまで幅広い執筆活動を行っているつやちゃんさんとの対談企画も連載中です。「ギャル」という概念も「推し」同様広がりすぎているので、一度まとめて話してみたいな…という動機からスタートしています。が、単に楽しくくっちゃべっているだけという気もしています。とても楽しい連載です。

tvbros.jp

 

集英社新書プラス」にて、You Tubeを主戦場にする「自称大学」にスポットを当てた連載を始めました。今は「リベラルアーツ大学」の話をしています。他のYou Tubeの大学の話もする予定です。単に「You Tubeの大学をありがたがる人は愚か」とバカにしたいわけではなく、現代的な「賢さ」とされる要素って、なんだろうね? と思いながら書いています。伝わっているといいな。とても楽しい連載です。

shinsho-plus.shueisha.co.jp

 

「tayorini」のバンギャルシリーズは、「ヴィジュアル系のファン=バンギャルで老人ホームを作ろう」という与太話をまじめにやってみようという軽いノリでスタートしたものの、結構な長期連載になっています。とても楽しい連載です。

kaigo.homes.co.jp

 

 

その他

インタビュー記事を担当することもあります。

realsound.jp

realsound.jp

 

時事ネタ記事もたまにやります。こういう短距離走のような記事好きだからもう少し増やしたい。

shueisha.online

 

連絡先は、913enter■gmail.com(■をアットマークに)です。

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