fjtn_cの日記

フリーライター藤谷千明の日記です

秋の日記

気がついたら秋が終わりそうになっている。おかしい……、いやおかしくはないのですが。

 

勝手に秋になっていた近所の公園です。

 

夏の終わり(森山直太朗)に、ウッカリ人生が爆発したというか、10年単位で抱えていた人生の問題に強引にケリをつけてきたら、しばらく腑抜け状態になってしまい、6月の胆石の手術の予後もそんなによくはないし、他にもちょっと色々あって、なにか明確な病名がついているわけではないけれど、「ずっと不調」の状態が続いていたというか。これが40代か〜〜。

 

今年はとにかくもうずっと心身ともに調子悪かったんですけど、マジで頭回らないし、身体はまあ医療の力で「なんとか動ける」まで持ってけるんですけど(ありがとう~医療~)、ちょっとマジで「文章が書けない」状態が続いていたので、締め切りを伸ばしてもらった仕事とか、あと、これは本当によくないのだけど、受けたのに降りた仕事もありました(さすがにこういう理由で「降りた」のはこれまで経験がなかったので、むしろこの事実にダメージを受て寝込むなど。いや全部自分が悪いんですけど……)。

 

「書けない」っていうか、集中力がずっとゼロみたいな状態だったので、長時間机につくタイプの作業(たとえばインタビューの文字起こし作業など)は、なるべく人に頼む(できれば編集部に頼む、難しいならこっちで依頼)、長い間現場にいないといけない仕事(出演者の多いライブレポートなど)は控えるという判断をとっていました。知らんうちにコロナになっちゃってて、こいつがブレインフォグってやつなのかな〜って検索したけれど、とくに解決策はなかった。亜鉛取るといいらしいよ(知らん)。

 

そして! 当然ながら! こなせる仕事は! 減ると! おのずと! 収入は! 下がる! 

 

そんな状態なので、当たり前だけど趣味のライブもなかなか行けないし、野外フェスなどもってのほかですよ。本当に楽しみにしていた「氣志團万博」のチケットもお譲りに出してしまいました。それこそ森山直太朗氣志團万博常連)「夏の終わり」を聴きたかったよ! あれ聴かないと夏終わんないから! でも譲った方(知らない人)のツイートをみたら(見るなよ)、「フェス全部楽しむ」タイプの人だったみたいで、楽しそうで本当に良かった。「ありがとうございました、こんなに楽しいフェスだとは思わなかった、来年は自分でチケットを買っていきます!」的なDMも来ていた。いい人だった。わたしも来年は体調を整えて参加したいです。

 

と、いうわけで、気がついたら9月が終わっていました。あと今気づいたけど、コンタクトレンズの定期便更新(8月に眼科検診にいかなくてはいけなかった)をやってないことに気が付きました。今。どうりでコンタクトレンズが届かないはずですわ……。来週に予定あけていきます……。あとめちゃコミックのポイントが3ヶ月連続くらいで失効しています……。それはもう解約しろよ! 

 

10月はなにをしたっけなあ……。あ、実家に帰りました。とくに理由はないというか「人生がムチャクチャなんッスよ、あはは!」って話を友達にしたら「気分転換に旅に出たら?」と言われたので。とはいえ、「旅」ってよくわかんないというか、ライブを見るとか予定がなければ遠出をする想像力が働かないので、「旅」を考えるのが面倒になりました。じゃあ「長い距離の移動」があればいいのかな〜と、甥っ子のいる福岡県と、山口県の実家へ。理由はないけど(正確には「面倒だから」)実家に寄り付かないタイプの人間なので、4,5年ぶりに帰ったんですけど、さすがに変化というか情報量が増えていて「う〜ん、やっぱり実家、めんどくせ〜」という気持ちになりました。むこう3年はいいや。でもさすがに親も高齢なので、もう少し密に連絡をとろうと思いました。あと仕事で取材したのをきっかっけにして、コクヨエンディングノートは渡しています。(書いているかどうかは確認していません)

 

kaigo.homes.co.jp

 

地元の海はきれいでした。まあいつもきれいだし、わたしは地元は全然きらいじゃないんだよ。実家に住めないと判断しているだけで……。

 

瀬戸内海は色が好きです。あと穏やかですし。

 

振り返ると、そもそも去年の秋に胆石を胃炎と診断されて、その後延々とクソ寝込みうどんをしているあたりから、ケチがつきはじめた気がするので、この1年ぜんぶナシにしてやり直したいけど、でもやっぱりこの1年の間に起きたイベントをもう一度こなしたら、それはそれで下手したら死ぬかもしれないのでやめよう。あれは死ぬな。やーめよ。

 

以前出したルームシェアのエッセイ本で、自分たちの暮らしを「生活は共有していても、人生は共有していない」と表現したのですが、人生が爆発した状態でも生活は破綻しなかったので助かりました。それに、仕事減ってもルームシェアは生活コストが低いので、そういう意味でも破綻しなくて助かった……光熱費もアホほど上がってるし……。ルームシェアの同居人以外にも、本当にここしばらく迷惑をかけたりお世話になったりした人間が両手の指では足りないほどにいるので、この借りは来年返すぜ……の気持ちです。(もう今年は自分を立て直すだけで終わると思うので)

 

とりあえず、生きるぞい。