fjtn_cの日記

フリーライター藤谷千明の日記です

おしごと月報【5月】

5月は胆石胆嚢炎で手術入院など、仕事以外でバタバタしておりました。

 

■おしごと(WEB)

「ウーマンタイプ」にて、アラフォーオタクルームシェアについての取材をうけました。

女性の生き方、いろんな選択肢がありますが、まあ楽しくやりたいですよね…という、無難な話をしました。無難な話を大事にしたいんですよ。

woman-type.jp

 

本はこちらです。アマゾンなどのネット通販だけではなく、全国書店でも取り扱いがある…はず(大きな書店にはあるかな…たぶん)。

 

 

「FINDERS」にて、女性客を男性キャストが接客する「女性用風俗(女性向け風俗)」をとりまく言説への疑問を記事にしました。「男性中心社会、現実の男性に傷ついた女性たちのファンタジー」ーーそれはひとつの側面ではあるかもしれませんが、一方でそこで働く人たちのことは「女性に献身的でストイックで素晴らしい」ともてはやすばかり。それはジャーナリズムではないと感じたことが記事執筆のきっかけでした。

 

なんでそう思うのかって? そりゃもともと利用客だったからですよ…、なのでスーパー特大ブーメランなんですが……(一番「搾取」に「加担」しているのは誰かといったら、多分利用客だった「わたし」なんじゃないですかね、そこは動かないと思う)。それに性的な話になると、「傷ついた可哀想な女性」を消費するメディアにもウンザリしている部分もあります。なぜいつもそうなってしまうのか…。

 

finders.me

この原稿を書きながら思い出していたのは、阿部真大さんの「バイク便ライダーはみた!」です。不安定な雇用と収入、ハードな仕事「だからこそ」その仕事に没頭していく。バイク便ライダーもセラピストも出来高制の個人事業主。「やりたいことをやって自己実現しているからいい」のでしょうか……という、ずっと議論されているテーマですよね。(お前がいうなという話ですが…本当に)

 

 

また、記事では話の軸がブレるから書いてないですけど、大抵の本には「女性用風俗でキレイになる」という、昔の「anan」のような話が多々紹介されており、それはそれであまり感心できないな…と思っています。

 

 

来月はもう少し記事が公開されるはず…。がんばります。カミングスーン。